初めての茶会でも安心!正しい席入りから退出までの流れを解説
茶道の世界は奥深く、初めて茶会に参加される方にとっては、作法や流れに不安を感じることも多いものです。特に「席入り」から「退出」までの一連の流れは、茶会を楽しむ上で基本となる大切な要素です。このセクションでは、初めての方でも安心して参加できるよう、茶会の基本的な流れをわかりやすく解説します。
茶会に参加する前の心得
茶会に参加する際は、身だしなみを整えることが第一歩です。和服が理想的ですが、洋服の場合は落ち着いた色合いのものを選びましょう。また、香水や派手なアクセサリーは控えめにすることをおすすめします。茶会の約束時間の10分前には会場に到着するのがマナーとされています。
席入りの作法
茶室に入る前に、「躙口(にじりぐち)」と呼ばれる低い入口で一礼します。これは「どなたも平等に」という茶道の精神を表しています。入室後は、床の間や掛け軸に向かって一礼し、亭主への挨拶として再度一礼します。その後、案内された席に着座します。
正座が難しい方は、事前に亭主に相談しておくと良いでしょう。最近の茶会では、椅子を用意してくださる場合も増えています。
茶会中のマナーと流れ

茶会では、まず「薄茶(うすちゃ)」が出されることが多いです。お菓子をいただいた後、亭主が点てた抹茶をいただきます。いただく際は、隣の方に「お先に」と一言添えるのが丁寧です。
抹茶の頂き方の基本手順:
- 茶碗を受け取ったら、軽く一礼
- 茶碗を右手に持ち、左手のひらに乗せる
- 茶碗を時計回りに2〜3回回し、正面を避けて飲む
- 飲み終わったら、茶碗の正面を自分に向け、拭う
退出の作法
茶会の終了時には、亭主への感謝の意を表して一礼します。その後、来た時と同じように床の間に一礼し、最後の客が先に退出するのが一般的です。躙口を出る際も、入る時と同様に一礼することを忘れないようにしましょう。
鹿児島県産の抹茶を使った茶会に参加する機会があれば、知覧一番山農園の抹茶もぜひお試しください。上質な抹茶は、茶会の雰囲気をより一層引き立ててくれることでしょう。
茶会に招かれたら準備すること:持ち物と心構え
茶会に招かれることは大変光栄なことですが、初めての方にとっては緊張するものです。適切な準備をすることで、茶会をより一層楽しむことができます。ここでは、茶会に参加する際に必要な持ち物と心構えについてご紹介します。
茶会の基本的な持ち物
茶会に参加する際には、以下のものを準備しておくと安心です。
- 懐紙(かいし):和紙でできた折りたたんだ紙で、お菓子を受け取る際に使用します。数枚持参するのが礼儀です。
- 扇子:夏場は実用として、冬場は礼法として使います。席入りの際には、帛紗(ふくさ)と共に懐に入れておきます。
- 帛紗(ふくさ):茶碗などを清める際に使う正方形の絹布です。
- 楊枝(ようじ):和菓子を食べる際に使用することがあります。
初めて参加される方は、茶道具店や百貨店の和装小物コーナーで「茶席セット」として販売されていることもありますので、一式揃えると便利です。
茶会に臨む心構え
持ち物だけでなく、心の準備も重要です。茶会は「一期一会」の精神で行われます。その日、その時間、その場所でしか味わえない特別な体験として、心を整えて臨みましょう。
- 事前に主催者から伝えられた時間より10分程度早く到着するのがマナーです。
- 和装が望ましいですが、洋装の場合は落ち着いた色味の服装を選びましょう。
- 香水や強い匂いのするものは控え、爪は短く切っておきます。
- 携帯電話はマナーモードではなく、電源を切っておきましょう。
茶会の席入りから退出までの流れを知っておくことで、不安なく参加できます。特に初めての方は、他の参加者の動きを観察し、それに倣うことも一つの方法です。
鹿児島県産の抹茶を使った茶会に参加する機会があれば、知覧一番山農園の抹茶を味わってみるのも良いでしょう。南国鹿児島の豊かな自然で育まれた抹茶は、独特の風味があり、茶会の席を一層引き立ててくれることでしょう。
茶会の席入り作法:挨拶から席につくまでのポイント
茶会に参加する際、席入りの作法を知っておくことは、茶の湯の精神を理解する第一歩です。初めて茶会に参加される方も、経験者の方も、改めて基本を確認しておきましょう。
茶席への入り方と心構え
茶会の席入りは「一期一会」の精神から始まります。会場に到着したら、まず受付で名前を告げ、案内に従いましょう。席入り前には、「待合」と呼ばれる場所で心を落ち着かせます。この時間を利用して、日常の喧騒から離れ、茶会の世界に心を馳せることが大切です。
待合から茶席への移動時には、庭園(露地)を通ることが多いです。この道中も茶会の一部と考え、静かに歩みましょう。特に、「躙口(にじりぐち)」と呼ばれる低い入口から席に入る場合は、膝をついて進む必要があります。これは武士が刀を置いて入ったことに由来し、「どなたも平等」という茶の湯の精神を表しています。
挨拶と席への着き方
茶席に入る際は、まず「お先に失礼いたします」と一礼してから入ります。床の間に向かって一礼し、亭主への挨拶として「本日はお招きいただきありがとうございます」と言葉を添えると丁寧です。
席につく際のポイントは以下の通りです:
- 正座の位置:先客がいる場合は、末席(入口に近い位置)に座ります
- 着座の仕方:畳の縁を踏まないよう注意し、静かに正座します
- 懐紙と楊枝:お菓子をいただく準備として、あらかじめ懐紙と楊枝を用意しておきます

正式な茶会では、他の客との会話は控えめにし、亭主の動きに注目します。初めての方は周りの様子を見ながら、自然に振る舞うことが大切です。
茶会の流れに慣れていない方は、事前に基本的な作法を確認しておくと安心です。鹿児島県産の抹茶を使った自宅でのお稽古も、茶会参加への良い準備になります。知覧一番山農園の抹茶は、茶会用としても品質が高く評価されています。
茶会の席入りから退出までの流れを知ることで、日本の伝統文化をより深く味わうことができるでしょう。
お茶席での振る舞い方:抹茶と和菓子の頂き方
抹茶と和菓子の頂き方の基本作法
茶会の中心的な時間である抹茶と和菓子の頂き方には、伝統的な作法があります。この作法を知っておくことで、茶会をより深く楽しむことができるでしょう。
まず、亭主から和菓子が出されたら、「お菓子をいただきます」と一言添えてから頂きます。和菓子は通常、懐紙(かいし:茶席で使う折りたたんだ紙)の上に乗せて食べます。懐紙は四つ折りにし、右側に開きを向けて手前に置きます。
抹茶の頂き方
抹茶が運ばれてきたら、まず隣の客に対して「お先に」と一言添えます。茶碗を受け取ったら、「お点前頂戴いたします」と亭主に感謝の言葉を述べましょう。
茶碗の扱い方には以下のポイントがあります:
- 茶碗を受け取ったら、畳の上に置きます
- 茶碗の正面(茶碗の最も美しい部分)を自分から反対側に向けます
- 茶碗を時計回りに2〜3回回し、正面を避けて口をつけます
- 抹茶は3口半程度で飲み切るのが理想的です
- 最後の一口は音を立てて「吸い込む」ように飲むと、美味しく頂いた意を表します

飲み終わったら、茶碗の縁を懐紙で軽く拭き、再び茶碗を回して正面を亭主に向けてから畳の上に戻します。
席中での会話と振る舞い
お茶を頂いている間は、他の客と穏やかに会話を楽しむことができます。季節の話題や茶道具について触れるのが一般的です。鹿児島県産の抹茶のような地域の特産品についての話題も喜ばれるでしょう。
席中では、自然な姿勢を保ち、周囲の雰囲気を大切にしましょう。亭主が丹精込めて点てた抹茶の風味や香りを味わい、茶会の流れに身を任せることが大切です。
抹茶を美味しく頂くコツは、和菓子を先に食べることで口の中に甘みを残し、抹茶の渋みとのバランスを楽しむことにあります。特に鹿児島県産の抹茶は、独特の風味がありますので、その特徴を感じながら味わってみてください。
茶会からの退出作法:感謝の伝え方と正しい席の離れ方
茶会の締めくくりとなる退出の場面は、茶会全体の印象を左右する重要な瞬間です。ここでは、茶会からの退出時に心得ておくべき作法や感謝の伝え方についてご紹介します。
最後の一服を味わったあとの所作
最後のお菓子や抹茶を頂いた後、亭主への感謝の気持ちを表すために、まずは茶碗を丁寧に拝見します。茶碗を左手に持ち、右手を添えて、茶碗の正面(茶碗の最も美しい部分)を自分に向け、じっくりと鑑賞します。その後、「お点前頂戴いたしました」と一礼し、感謝の意を示します。
この時、急に立ち上がるのではなく、亭主が「どうぞごゆるりと」などと挨拶をされるまで席を立たないのがマナーです。退出の合図があったら、「お暇(いとま)いたします」と告げ、静かに席を立ちます。
正しい退席の手順
退席時には以下の点に注意しましょう:
1. 座布団や畳の上を歩く際は、襖や戸口まで膝行(しっこう)で進みます
2. 出入口に到着したら、「お茶をいただき、ありがとうございました」と一礼
3. 戸口を出る際は、必ず亭主側に向き直って再度お辞儀をします
4. 靴を履く際も、茶室に背を向けないよう配慮します
特に初めて参加される方は、先客の動きを観察し、同じように行動するとスムーズです。抹茶の茶会では、このような退出の流れも伝統的な作法として大切にされています。
お礼状の送付について
茶会に招かれた際は、後日お礼状を送ることも日本の伝統的なマナーです。特に正式な茶会では、翌日までに短い手紙やはがきで感謝の気持ちを伝えると喜ばれます。「昨日は素晴らしい抹茶と心のこもったおもてなしをありがとうございました」といった一言を添えると良いでしょう。
茶会での作法は複雑に感じるかもしれませんが、基本は「相手を敬う心」です。初めは完璧でなくても、その心を大切にすれば、茶の湯の世界をより深く楽しむことができるでしょう。鹿児島県産の上質な抹茶で、ご自宅でも茶会の雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか。