日本茶といえば、茶葉を急須に入れてお湯で抽出して飲む、というのが一般的な楽しみ方ですが、実はそのほかにもたくさんの楽しみ方があります。
ここでは、簡単ですぐにできる日本茶のアレンジレシピをご紹介します。日本茶の茶葉は香りも良く、うまみが凝縮されているため、さまざまな材料と相性がいいのです。
栄養価も高いので、日常の食事や飲み物に取り入れることで、健康的な毎日を送ることができますよ。
アイスグリーンティー
緑茶といえば温かいものが定番ですが、アイスでも美味しくいただけます。ペットボトル飲料では冷たいお茶が気軽に手に入りますが、自宅でも簡単に美味しく作れちゃうんです。急速で冷やす方法と、じっくり水で抽出する方法があります。
【材料】
- 煎茶・・・適量
- 水・・・適量
- 氷・・・適量
急冷の場合
- 急須を使って熱湯で煎茶を濃いめに抽出する。
- 時間を置いて少し冷まし、氷をたっぷり入れたグラスに注いでよくかきまぜてできあがり。
水出しの場合
- 水1リットルに対し10〜15gの煎茶を用意する。
- ボトルに①を入れ、冷蔵庫で約3時間置く。
- 茶こしを使ってグラスに注いで完成。
※日持ちしないので、完成したらなるべく早めに飲み切ってください。
お茶漬け
自宅でお茶を飲む習慣があるなら、お茶漬けは素を使うのではなく、自分で抽出したお茶を使ってみてはいかがでしょうか。作り方は簡単で、温かいご飯に好きな具材を乗せ、熱いお茶をかけるだけ。煎茶はもちろん、玄米茶やほうじ茶でもおいしく作ることができますよ。具材とお茶のベストな組み合わせを探してみてください。
茶葉おにぎり
日本茶には体にいい栄養素がたくさん含まれています。茶葉を料理に丸ごと使えば、栄養素をまるごと摂ることができます。今回は、調味料などと茶葉を一緒に合わせるおにぎりのレシピをご紹介します。お弁当にもぴったりな簡単レシピです。
【材料】
- ご飯・・・250g
- 煎茶の茶葉・・・大さじ1
- 揚げ玉・・・大さじ1
- ごま油・・・大さじ1.5
- めんつゆ・・・大さじ1
- 万能ネギ・・・お好みで
- 茶葉をフライパンで軽く炒め、香りを出します。
- すべての材料をボウルに入れ、よく混ぜ合わせます。
- 好きな大きさに握ったらできあがり。
グリーンティースカッシュ
夏の暑い日にさっぱりごくごく飲めちゃう緑茶のアレンジレシピです。炭酸のシュワシュワ感が緑茶のさわやかさとマッチします。
【材料】
- 煎茶(深蒸しがおすすめ)・・・適量
- 氷・・・適量
- 炭酸水
- グラスに氷を入れる
- 急須を使って煎茶を濃いめに出し、グラスに注ぐ
- お好みの濃さになるように炭酸水を注いでできあがり。
緑茶のわらび餅
片栗粉に緑茶を混ぜてできる簡単なデザートです。もちっとした食感と茶葉のほろ苦さが楽しめます。
【材料】
- 粉末緑茶・・・大さじ½
- 片栗粉・・・40g
- 砂糖・・・40g
- 水・・・200ml
- 粒あん・きな粉・・・お好みで
- 火にかける前のフライパンに、粉末緑茶、片栗粉、砂糖、水を少量入れて練り混ぜる。
- 水を少量ずつ分けて入れ、ダマにならないように混ぜる。
- 中火にかけながら混ぜる。
- 生地が固まったら、氷水をはったボウルに生地を入れる。
- 冷めたら氷水の中で生地をちぎって分ける。
- 生地が冷えたら水をよく切って盛り付ける。お好みできな粉やあんこを添えたらできあがり。
ほうじ茶ラテ
香ばしさが特徴のほうじ茶は、ミルクとの相性もばっちり。砂糖とも合うので、お好みの甘さにしてほっと一息ついてみてはいかがでしょうか。
【材料】
- ほうじ茶・・・7〜8g
- 水・・・60ml
- 牛乳・・・180ml
- 砂糖・・・お好みで
- 鍋に水を入れ中火にかけ、沸騰したら茶葉を入れる
- 茶葉が開いて色が出てきたら、牛乳を入れ弱火で温める。甘くしたい時はここで砂糖を入れて溶かす。
- 茶こしを使ってカップに注いでできあがり。
グリーンティーモヒート
キューバが発祥のカクテルであるモヒートは、ミント、ライム、砂糖を混ぜ合わせ、ラム酒を加えたお酒です。ライムとミントのさわやかさがたまらない人気のカクテルですが、緑茶を使って、お酒が苦手な人でも飲めるノンアルコールカクテルが作れます。
【材料】
- 煎茶・・・適量
- 炭酸水・・・適量
- ライム・・・適量
- ミント・・・適量
- ブラウンシュガー・・・適量
- 氷・・・適量
- 急須を使い、煎茶を濃いめに抽出し、冷ましておく。
- ライムを小さく切り、ミントを刻みグラスに入れる。
- ②をスプーンなどで軽く潰し、ブラウンシュガーを入れて混ぜる。
- グラスに氷を入れ、お茶と炭酸水を注ぐ
- 切ったライムとミントをトッピングして完成。
まとめ
日本茶のアレンジレシピをご紹介しました。どれも自宅で簡単にできるので、日々の食事やブレイクタイムにも取り入れやすいのではないでしょうか。この機会に、日本茶をただ飲むだけではなく、ちょっと一手間加えて、おいしいアレンジレシピを楽しんでみてくださいね。