古来より親しまれ、現在でも日本人の日常に馴染み深い日本茶には、多様な種類があります。茶葉の生産地域、製法などによって味わいや香りに大きな違いがあるのが、日本茶の魅力のひとつです。ここでは生葉からの一次加工品である「荒茶(あらちゃ)」の生産量が多い都道府県順に、地域ごとの代表的な茶葉の種類と特徴をご紹介します。 【静岡県】日本を代表する茶産地 日本茶の産地といえば静岡県を思い浮かべる人が多いでしょう。 静岡県は、作物統計調査では生産高1位を常に獲得してきており、また全国の茶園面積の約40%を占める、まさに日 ...